孤独死の遺体は1以内に腐りはじめる
孤独死のご遺体は1時間以内に腐り始める – 早急な対応が必要
孤独死が発生した場合、ご遺体はわずか1時間以内に腐敗が始まり、時間が経つにつれて強い異臭や害虫の発生につながります。遺族や関係者にとって精神的な負担が大きいだけでなく、近隣住民にも影響を及ぼす可能性があるため、早急な対応が求められます。
本記事では、ご遺体の腐敗の進行とその影響、適切な対応方法について解説します。
1. 孤独死のご遺体が腐敗するまでの流れ
ご遺体の腐敗は、環境や室温によってスピードが変わりますが、一般的に以下のような段階を経て進行します。
① 1時間以内 – 自己融解(細胞の破壊)
- 心臓が停止すると、酸素が全身に行き渡らなくなり、細胞が自己分解(自己融解)を開始します。
- 血流が止まるため、体の低い部分に血液が溜まり(死斑)、皮膚が変色し始めます。
② 3~6時間後 – 死後硬直の開始
- 筋肉が硬直し、関節が動きにくくなります。
- ただし、気温が高い場合は硬直が早く解け、腐敗が進行しやすくなります。
③ 12時間~24時間後 – 初期腐敗の進行
- 体内の細菌が増殖し、ガスの発生が始まる(お腹が膨らむ)。
- 皮膚が緑色や紫色に変色し、異臭が出始める。
④ 2~3日後 – 強烈な腐敗臭と害虫の発生
- ガスが体内に充満し、皮膚が破れ始める。
- ウジやハエなどの害虫が発生し、室内全体に異臭が広がる。
- 体液が床に流れ出し、床材や壁紙に浸透する。
⑤ 1週間後 – 腐敗がピークに達する
- 体組織が崩れ、強烈な異臭が建物全体に充満。
- 床や家具に体液が染み込み、通常の清掃では対処できなくなる。
2. ご遺体の腐敗が進むとどうなる?
① 強烈な異臭が発生する
腐敗臭は死後数時間で発生し、数日経過すると近隣住民が異臭に気づくレベルになります。
② 害虫が大量に発生する
ウジやハエ、ゴキブリなどが遺体に集まり、室内だけでなく建物全体に広がる可能性があります。
③ 体液が建物に浸透し、原状回復が困難に
- 体液が床や壁に染み込むと、通常の掃除では除去できなくなる。
- 木造の床の場合、張り替えが必要になることも。
3. 孤独死が発覚したら早急にすべきこと
① すぐに警察へ連絡する
孤独死が発生した場合、まずは警察に連絡し、検死を依頼することが最優先です。
② 特殊清掃業者へ相談する
孤独死現場では、通常の清掃では対処できないため、特殊清掃のプロに依頼するのがベストです。
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