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特殊清掃員の正社員になるには? 給料や向いている人の特徴

特殊清掃員は、孤独死や事故、事件現場などの清掃・消臭・消毒を行う専門職です。

社会的に必要不可欠な仕事でありながら、精神的・肉体的にハードな面もあるため、専門知識と適性が求められる職業です。

ここでは、特殊清掃員の正社員になる方法、給料事情、向いている人の特徴について解説します。


1. 特殊清掃員の正社員になるには?

特殊清掃員になるために、特別な資格は必須ではありません。

ただし、経験や専門知識が求められるため、未経験から正社員を目指す場合は、以下の流れでキャリアを築くのが一般的です。

① 特殊清掃業者に応募する

未経験OKの求人を探し、応募する(清掃業や遺品整理業と兼業の会社も多い)

・アルバイトや契約社員からスタートし、実務経験を積むケースもある

② 専門的なスキルを習得する

・消毒、消臭、害虫駆除、遺品整理などの技術を学ぶ

・「事件現場特殊清掃士」などの資格取得でスキルアップ

③ 正社員として採用される

・現場経験を積み、技術や知識を評価されると正社員登用されやすい


2. 特殊清掃員の給料はどれくらい?

特殊清掃員の給料は、勤務先や業務内容、経験年数によって異なりますが、平均的な給与相場は以下の通りです。

雇用形態 月収の目安 年収の目安
アルバイト・パート 時給1,200円~1,800円 100万円~250万円
正社員(未経験) 20万円~30万円 300万円~400万円
正社員(経験者) 30万円~40万円 400万円~600万円
管理職・独立開業 50万円以上も可 600万円~1,000万円以上

※ 地域や会社によって異なります。

特殊清掃は精神的・肉体的に負担が大きいため、給与水準は比較的高めです。

また、夜間対応や緊急出動がある場合は手当が加算されることもあります。


3. 特殊清掃員に向いている人の特徴

1. 精神的にタフな人

特殊清掃の現場は、孤独死や事故死、事件現場など過酷な環境が多いため、精神的な強さが求められます。

強いメンタルを持ち、感情をコントロールできる人が向いている。

2. 体力に自信がある人

清掃作業は、重たい機材の運搬や消毒・消臭作業など、体力を使う仕事です。

長時間の作業に耐えられる体力が必要。

3. 臭いや汚れに耐えられる人

孤独死現場などでは、腐敗臭や害虫の発生が避けられません。

強いニオイや汚れに対して、冷静に対処できる人が適している。

4. 誠実で責任感がある人

故人の遺品整理を兼ねることも多く、遺族と接する場面もあります。

丁寧で誠実な対応ができる人が求められる。

5. 衛生管理の知識を学ぶ意欲がある人

細菌・ウイルスの除去や消毒には、専門的な知識が必要になります。

学ぶ意欲がある人は、業界内で重宝される。


4. まとめ|特殊清掃の仕事は必要不可欠な職業

特殊清掃員は、孤独死や事故現場の清掃を通じて社会貢献できる仕事です。

しかし、精神的・肉体的にハードな面もあり、向き不向きがはっきり分かれる職種でもあります。

未経験からでも挑戦できるが、専門知識や経験を積むことが重要

給料は比較的高めだが、業務内容に見合った負担がある

精神的なタフさと、遺族への配慮ができる人が向いている

三重県伊勢市の「照公社」では、特殊清掃や不用品回収、遺品整理のスタッフを募集しています。

社会に貢献できるやりがいのある仕事を探している方は、ぜひご相談ください

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