遺品整理を自分で行う方法!準備が必要なものと作業の流れを解説
身内や親しい人が亡くなると、家族や親族で遺品整理を行います。業者に依頼することも可能ですが、費用がかかるので、自分たちで手分けして行うこともあるでしょう。しかし、初めて作業する時は何が必要か、どのようにやるのかなど、わからないこともありますよね。そこでこの記事では、遺品整理を自分たちで行う時に準備するものと作業手順を解説します。
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遺品整理を自分で行う時に準備するもの
遺品整理を自分で行うときに準備するものは、以下の4つです。
- ゴミ袋・段ボール
- 文房具・工具
- 作業着・軍手・マスク
- 清掃用品
ゴミ袋・段ボール
遺品整理では、残すものと不要なものを分けるのに、ゴミ袋と段ボールが必要です。ゴミ袋は、地域によって指定されていることもあるので、故人が住んでいた土地のルールに合わせて用意しましょう。段ボールは、60〜160サイズまであるので、必要なサイズと枚数をあらかじめ考えて準備します。遺品が想定よりも多くなる場合を考え、ゴミ袋と段ボールは多めに用意すると安心です。
文房具・工具
遺品整理では、マジックやハサミなどの文房具があると、段ボールに分けるものの名称を書いたり、備品のパッケージを切ったりする作業がしやすくなります。また、作業中は家具の解体が必要なこともあるので、ドライバーや金槌、ペンチなどの工具も一通り揃えると安心です。
作業着・軍手・マスク
遺品整理では体を動かすので、動きやすく汚れても良い作業着を用意しましょう。ホコリが多い環境で家具などの重いものを持つため、人数分の軍手とマスクも必要です。また夏場は汗をかくので、気温に合わせて着替えや替えのマスクなどを適宜用意すると良いでしょう。
清掃用品
遺品整理後には部屋の掃除を行うので、掃除機や雑巾、洗剤などの清掃用品を用意しましょう。水回りはカビが発生していることも考え、漂白剤やカビ取り剤を用意すると便利です。事前に部屋を下見して、どのような清掃用品が必要かチェックしておきましょう。
遺品整理を自分で行う方法
遺品整理を自分で行う方法は、以下の4つの手順です。
- スケジュールの確認
- 遺品の仕分け
- 遺品の撤去
- 部屋の清掃
スケジュールの確認
遺品整理を行う時は、まずスケジュールを立てましょう。家族や親族が集まりやすい日程だと、人手が多く作業もスムーズに進みます。また、終わる日を決めないといつまでもダラダラ作業してしまう可能性があるので、始まりと終わりの日程をしっかり立てます。加えて、故人が住んでいた地域のゴミ出し日程や、リサイクルショップの営業時間なども確認しておくと、遺品整理をスムーズに終えられるでしょう。
遺品の仕分け
作業当日は、遺品の仕分けから始めます。細かく分けるのは大変なので、残すもの、不要なもの、買取するものなど、持ち出せるようざっくり分けるだけで大丈夫です。また、仕分けに迷わないためにも、残すものの基準は事前に決めておきましょう。
遺品の撤去
遺品の仕分けをしたら、分類ごとに撤去します。残すものは運び出して保管し、買取するものはリサイクルショップで査定してもらいましょう。不要なものは、地域のゴミ出しルールに合わせて出したり、直接地域のゴミ処理施設に持ち込んだり、量や大きさに合わせて対応します。
部屋の清掃
遺品を全て運び出したら、部屋を隅々まで清掃します。賃貸の場合は部屋の明け渡しが必要なので、管理会社に迷惑をかけないよう綺麗に掃除しましょう。清掃を終えたら忘れ物がないか確認をして、問題がなければ遺品整理終了です。
遺品整理を短期間で終わらせたい時は業者への依頼もおすすめです
遺品整理を自分で行うには、ゴミ袋や段ボールなどの必要なものを準備して、作業の日程を立てます。当日の作業では、遺品の仕分けや撤去を行い、部屋を綺麗に清掃したら終了です。きちんと計画を立てると自分たちでも十分作業できますが、短期間で終わらせたい、手間をかけたくないという場合は、専門業者へ依頼をするのもおすすめです。