遺品整理で出たゴミはどうする?分類や業者に依頼するメリットを解説
遺品整理を行うと、家具や衣類、雑貨など様々な種類のゴミが大量に出ますよね。しかし、これらの不用品はどのように捨てるのか、適切な方法がわからない場合もあるでしょう。そこでこの記事では、遺品整理で出たゴミの分類や適切な処分方法を解説し、不用品回収業者に依頼するメリットもご紹介します。
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遺品整理で出たゴミの分類について
遺品整理で出た不用品は「家庭系一般廃棄物」です。普段ご家庭で出るゴミと同じなので、地域のルールに合わせて一般ゴミとして出せます。ただし、大型のものは一般廃棄物の中の「粗大ゴミ」に分類されるため、出す時は事前連絡が必要であったり大きさに応じて費用がかかったりします。
遺品整理で出たゴミはどうする?
遺品整理で出たゴミはどうするのか、以下の3つの方法を解説します。
- 家庭用の一般ゴミとして出す
- 自治体のゴミ処理施設に持ち込む
- 不用品回収業者に依頼をする
家庭用の一般ゴミとして出す
遺品整理で出た不用品は家庭系一般廃棄物なので、地域のルールに沿って一般ゴミとして出せます。ゴミ袋が指定されている場合や、可燃や不燃、資源などに分別が必要ですが、最寄りのゴミ捨て場に出せるので手軽に処分できるのがメリットです。しかし、曜日ごとに出すゴミの種類は変わるため、一度に全て捨てられないのがデメリットです。
自治体のゴミ処理施設に持ち込む
家庭系一般廃棄物は、自治体のゴミ処理施設に直接持ち込むことも可能です。分別さえしていれば、曜日に関係なく全ての種類のゴミを持ち込みできるので、部屋に不用品を溜めたくない人に合うでしょう。しかし、自治体や不用品の量・大きさによっては費用がかかることもあるので、持ち込みの際は事前に確認する必要があります。
不用品回収業者に依頼をする
遺品整理で出た不用品は、回収業者に依頼して引き取ってもらうことも可能です。ゴミとして出すのではなく回収してもらうので、分別なども基本的に必要ありません。しかし、一般ゴミとして出す場合やゴミ処理施設に持ち込むよりも費用がかかるので、負担を抑えたい時は業者ごとに価格を比較して、相見積もりを取るなどの工夫が必要です。
遺品整理で出た不用品の回収を業者に依頼するメリット
遺品整理で出た不用品の回収を業者に依頼するメリットを、2つご紹介します。
- 持ち出しの手間がかからない
- 好きな時に回収してもらえる
持ち出しの手間がかからない
遺品整理で出た不用品は、回収業者に依頼すると部屋まで引き取りに来てくれるため、持ち出しの手間がかかりません。大型家具や家電があると、部屋の外に運ぶのは大変なので、負担がかからないのはメリットでしょう。基本的には分別なども必要ないので、業者に依頼後は訪問を待つだけで大丈夫です。
好きな時に回収してもらえる
遺品整理で出た不用品を一般ゴミとして出す場合は、種類ごとに回収する曜日が決められているため、好きな時に処分できません。一方不用品回収業者への依頼すると、日程や時間を選べるので、都合の良いタイミングで回収してもらえます。忙しい時でも時間の都合を付けやすくなるので、仕事やプライベートに差し支えることなく利用できます。
遺品整理のゴミは適切に処分しましょう
遺品整理で出た不用品は「家庭系一般廃棄物」に分類されます。家庭で出る他のゴミと同じ扱いになるので、地域のルールに沿ってゴミ出し可能です。しかし、一般ゴミとして出すには分別が必要になり、曜日ごとに出せるものが変わるので、一度に出したい場合は自治体のゴミ処理施設に直接持ち込むなどする必要があります。
また、大型家電や家具が多く処理施設への持ち込みが難しい場合は、不用品回収業者に依頼して引き取ってもらうことも可能です。遺品整理で出た不用品は、状況に応じて適切に処分しましょう。